プロフィール

はじめまして。 「円満夫婦になるためのカウンセリング」

                    心理カウンセラー いろは心音(ここね)です

 

【父の価値観に合わない私は認められず、常に気を使っていた子供時代】

現在は夫、息子と3人家族。

私は厳格な父、専業主婦の母、仏教徒の祖母という環境の中で2人姉妹の長女として育ちました。
小学生の頃の私は物静かで、にぎやかで人が大勢いる場所が苦手でしたので、学校も苦手な子供でした。
風を呼んでみたり、雲を消してみたり、星をずっと眺めたりしているのが好きな繊細な子供でした。

厳格で価値観の偏った父は、教員であったということもあり、弁が立ちます。
私の意見があったとしても到底敵いません。ますます自分の意見は言えなくなり、言う気力もなくなっていきます。

そして私は厳しく勉強を強要されました。
抵抗はできません、従うしかありませんでした。
宿題が出来なければ、バカにされ、「おまえは穴掘りしかできなくなるぞ!」が口癖でした。

父のこだわりは数多くありました。
・夕食時には必ず家族全員揃いたい。
・お酒を飲み何時間も食事をしているので、その間母は付きっきり。
・食事中は人の話はほとんど聞かず、ほぼ毎日父の独壇場。
・テレビはNHK以外ほぼ禁止。
・何で怒られたのか怖すぎてあまり記憶にないのですが、
夜中に力ずくで裸足のまま外に出されたこともありました。
・気に食わなかったことは執念深くずっといい続けます。
・「あの髪の色はなんだ!ああいうのにはろくな奴はいない」

差別的な発言も多く、私は子供ながらに心を痛め、外には出せない反抗心がふつふつと溜まっているのが分かりました。

そう、「父の価値観に合わない私や、本当の私ではダメなんだ」と子供ながらに理不尽な思いと悔しさをずっといだき続けていたのです。
父はとにかく家では一番偉い存在。もちろん教員なので知識は豊富、話も面白くいつも元気で、自信に満ちていました。すごいな、と思うと同時に、私はいつも重たい何かに押さえつけられていて、恐怖やいら立ちを抱えていました

そんな口が達者で頑固な父に耐えながら、文句を言われないように完璧に世話をする母を見ていたからか、私は子供の頃から気付かないうちに、いつでも先回りして、母が大変にならないように気を使っていたのです。

そんな日常でしたので、私はどうすれば「父の機嫌が悪くならないで済むのか」といつも気にしている子供でした。

父という存在は、私の家庭では関わらなければならない大きな存在。
無意識に私の中での男性像としてほぼ固まっていったのです。



【中学生になると、遂にうつ症状が出始め逃げだしたくなる】


私はどんどん委縮し、中学3年生の時に遂にうつ症状が出始めてしまいます。
高校受験という大きな壁が、父からのプレッシャーをますます強くしていき、本来の私の自信はうち砕かれ、何をやってもダメなんだと思う日々が続きました。
やりたくないことを自分の心に反して、やり続けた結果、

常に胃痛、頭痛がある状態。布団からなかなか出られなくなります。

何も楽しくなくなり、感情も薄れていき、周りの景色はすべてグレーに見えました。

そんな中、母は宗教、霊媒師、占いと、ありとあらゆることを試し、改善しようと
試みてくれます。

しかし、それら外側に依存しているうちは完全に回復したとは言えず、表面的に取り繕い、本当の自分はまだ隠れている状態でした。

本当の私を見失なったのです。



【20代 パートナーとの出会いでやっと狭い世界から抜け出せたのも束の間…】

そして私はそんな窮屈な状態から逃げようと、全く違う価値観の恋人と過ごす時間を大事にするようになっていきます。
自分の世界の視野が広がり、圧倒的な心の開放感を味わい、「なんて自分を生きているんだろう!」と徐々に自分を取り戻し、癒されていくのを感じていました。
恋愛に没頭し、私を幸せな気持ちにしてくれた恋人を信頼し、相思相愛で結婚することができました。
しかしそれも束の間……少しずつすれ違っていったのです。



【結婚すると幼い頃に見た母と同じ私がいた、そして追い詰められていく】

結婚すると私は、母が父にしていたように、文句を言われるのが怖く悔しいので何でも常に先回りをしていたのです。

自分をなくして、相手のために何でも完璧にやり過ぎてしまう、「尽くしすぎてしまう妻」になっていたのです。
始めはそれが認められ、やりがいを持って楽しくやっています。
しかしそのうち夫はそれが当たり前、と思うようになったのでしょう。苛立ちをあらわにしたり、横柄な態度をとるようになることも増えていき、だんだんとコミュニケーションにズレが生じてきます。

しかし、はたから見たら良い夫婦に見えていたかもしれません。

私は何でも先回りして完璧にこなし、文句を言われないようにしなければ、
私の価値がなくなってしまう、そう感じていたのです。

この気持ちは私が子供の頃に父に対して毎日感じていた、父の思っている通りの子供でいないと、「私の価値はない」「認めてはくれない」「悔しい」という感情と同じでした。

無意識に同じ感情が蘇り、勝手に自分で自分を苦しめていたのです。


子供が生まれると、ますますそれが顕著になります。
「夫に迷惑をかけてはいけない」「相手もこんなに遅くまで毎日頑張っているのだから、私も頑張らなくては」「頑張るのは当たり前」と思い、気付かずにずっとずっと我慢をしてしまっていたのです。

それは何気ない毎日の、心のすれ違いの小さなイライラの積み重ねが、私の中でいつの間にか、もう対処出来ない大きさになっていきます。

育児本通りに進まないことにイライラ、
夫に小さなことでダメ出しされることにイライラ、
たくさんの小さな毎日のイライラが続きます。

やっとの思いで寝かしつけた、と思ったら夫を駅まで迎えに行くことに。
子供を起こして車に乗せようとすると、真夜中の駐車場で大泣き。
近所に響き渡る始末。
「もう… なんか疲れた…」
「私のほうが泣きたいよ」
パニックになり、私も一緒に半泣きしながらの運転。
夫は帰ってくるなり夜中からお酒を飲み始め、ガンガンテレビを付けます。
「なんでそんなに泣いてるの?」「うるさいからドア閉めて寝かしつけてくれる?」

私は、「何てこと言うんだろう!自分の子なのに!」
「あなたを迎えに行くために起こしたから、こんなに泣いちゃったんだよ」

そうは思いましたが、でも夫は忙しく働いてくれている。
家事、育児は私が上手くやっていかなきゃいけないんだ!

その後の育児も、今までの自分では想像できない程の大声でわめきちらし、
感情をあらわにし、泣く子にさらに延々と説教をし続けるという、
恐ろしい状態になっていました。

夫は逃げるように、土日も部屋にこもり何かしていましたので、
夫は居ないものとして息子と2人で公園へ行き、
お父さんと楽しく遊ぶ家族を見ては悲しい気持ちでいっぱいになっていました。

その頃には夫の実家で同居する話がたびたび出ていました。

夫婦でのコミュニケーションも上手く取れていないのに、このまま同居したら、
今度は義父母のことまで、当たり前のようにやらなければならなくなり、
ただのお手伝いさんになってしまうと思い、ひたすら拒んでいました。

そんなことの積み重ねで、だんだんと心は離れていきます。

本当は、結婚して一緒に子育てして、大変なことも手を取り合って乗り越え、
幸せな家庭が作れるものだと信じて結婚したはずなのに、もうすでにお互いの心は通い合っているとは言えない状態でした。



【つらい夫の裏切りによって、自分を見つめるチャンスに】

そんな私に夫はますます寄り付かなくなっていきます。

夫はますます仕事に没頭し、家には毎日終電で帰ってくるか、帰って来ない日もありました。

そんな状態になっているのは、私に原因があったなんて当時は思っていません。
私は夫のためを思って、良いことをしてるんだ、という気持ちでした。
育児の悩みも話さない、
家計の相談もしない、
さすがに子供が1歳未満で入院した時には話しましたが、
夫は病院には一度も来ていません。


そんなある日、信じていた夫の長期間の浮気が発覚したのです

直後はショックと悔しさで毎日涙が止まりません。
しかしそれはだんだんと怒りに変わっていきました。
あんなに尽くしていたのに…。
悩みだって一切相談せず家事、育児、あなたの身の回りのお世話をしてあげていたのに。

仕事を頑張っていると信じて疑わず、私の心が壊れそうな時も健気にお世話をしていた自分が悔しくて悔しくてたまりませんでした。

一時たりとも許せないという感情が湧き出てきて止まりません。
ぐるぐるとその中に落ちていきます。

連絡以外は話したくもないし、私の怒りが収まらず普通に話すことも出来ない状態でした。

そうしているうちに、ますます話しづらくなっていき、そんな日々が1年は続いたでしょうか。

一人では気持ちの整理がなかなかつかず、勇気を出して周りに相談すると
「早く若いうちに離婚しちゃったほうがいいよ」と言われます。

「俺は離婚したって全然困らないよ、したいならどうぞ」という夫。

スッキリするどころか、悔しくて悔しくてたまりません。涙が止まりませんでした。

なぜ私達はこんなにもすれ違ってしまったんだろう…
どこでどう間違えたのか?

私はここまで辛い1年以上の月日を費やしてしまいました。

離婚を考え始めるようになり、やっと本当の自分の気持ちと少しづつ向き合っていかざるをえなくなります。

今は裏切られ、怒りや悔しさ悲しさが勝っているけど、
もっと前は純粋に夫のこと子供のことを思って頑張っていたよな。
今までしてこなかった、深く深く自分と向き合うということを始めます。

私は一方的に裏切った夫を許せずにいたけど、夫も寂しかったのかな。

私が毎日こんなにイライラしている状態じゃあ夫も休まらないよな。

裏切られた本当の原因はなんだろう。

いつも夫の世話はしてたが、私の気持ちは子供だけに向いていたかもな。

夫も仕事がどんどん大変になっていたし、ストレスが溜まっていたんだな。



そんなお互い大変な時だからこそ協力してやっていけたらな。


そこでやっとの思いで絞り出した答えは、
「別れたくない」
「こんなに苦しいのは、まだ夫のことを愛しているからなんだ!」

という悔しくて認めたくなかった本当の気持ちでした。



【会話がなくなってから1年後の強い決意。円満夫婦になるための何年もの学びの日々】

すでに少し前から遠ざかっていた本を読んで勉強してみようと、心理学、精神世界、自己啓発などの本を読み漁っていました。

そのうち本だけでなく、いろいろな体験をしてみたいと思うようになり、時間を作り、心理学やスピリチュアルのワークや講座にいくつも参加しました。

「なんとかして、この冷え切った夫婦関係を改善していきたい」と心に強く決意をしたのを覚えています。

そしてまず最初にした行動は、 
今まで伝えてこなかった私の本当の気持を書き出すことでした。

「今までほとんど伝えてこなかった、私の本当の気持ち。
やり直していきたいということ。結婚前の楽しかった日々のこと。
共に想い合って幸せだった日々のこと。
どうしてこんなことになってしまったのか?話し合いたいということ」

手紙に綴りました。

何度も何度も書いては、また書き直し、書き終えるまでに何日もかかりました。

手紙は読んでくれたようでしたが、夫のほうの心の傷も深かったようで、すぐには目に見える変化までにはいきませんが、確実にお互いの心が少しずつ溶かされていく大きなきっかけとなったことは間違いありません。



【たくさんの学びや驚きのヒーリング効果で、自分も相手も変化していく】

ずっと状況を変えることが出来ないまま、ずるずると一年以上が経過し、離婚を考え始めたのをきっかけに、やっと自分としっかり向き合い始めました。

本からの知識はたくさんありましたが、なかなか一人で自分の本音と向き合うのはつらく切羽詰まってやっと本当の自分の気持にたどり着けました。

自分の気持と向き合い、奥に隠れている本当の自分を知ることを怠っていたな、と手紙を書きながらひしひしと感じていました。

そしてもっと自分を知る体験をしてみたいと思うようになります。

始めに出会ったヒーリングは、夫との関係改善に、簡単でありながら効果抜群な、
エネルギーを扱うものでした。

ここでもまずは自分の心と向き合い、整えることから始めました。

それ以外の講座でも、本気で自分とがっつり向き合うイメージワークの「ブロック解除ワーク」や「インナーチャイルドワーク」「カラーセラピー」「ハイヤーセルフと繋がるワーク」など、たくさんのワークを行う中で、相手を変えるのではなく、自分の内面と向き合っていく事で2人の関係はみるみると改善していきました!

自分の中の感情が癒されると、驚くほど相手も変わっていったのです。

以前のようにピリピリした空気はなく、リラックスしてコミュニケーションが取れるようになっていきました。

忙しいはずの夫が、私のために有名店でお菓子を買ってきてくれるなど、今までではあり得ない変化でした。

その他スピリチュアル的な広い価値観を学び、腑に落ちたことで、自分の不自由な価値観や信念がどんどん変わり、相手に対しても広い心で許していけるようになっていったのです。

1人の魂として向き合えるようになったことも大きな気付きでした。

そして繊細気質な私は、スピリチュアル的な学びが根本的な解決にはとても役立ちました。

その後、心理療法を学ぶと言葉は違えどやっていることは同じなんだと知り、答え合わせになったのです。

心理学とスピリチュアル両方合わせれば最強です。



【心理学とスピリチュアルの融合で、心からの円満夫婦へ15年 今も継続中】

心理学とスピリチュアルの両方を取り入れることによって、テクニックだけではない、心からの円満夫婦になることができたのです。

本当の素直な気持ちで「ありがとう」が言える日がきます。

昔を取り戻しただけでなく、夫婦関係の危機を乗り越えたことで、お互いが素晴らしい成長の機会をもらえたことに今は感謝の気持ちでいっぱいです。

困難を乗り越えたことにより、夫婦として強い絆で結ばれるとともに、一体感、達成感、充実感で満たされています。 

そしてもちろん自分自身も魂的に成長することができ、生きづらさからも解放されていきました。


【この実践的で効果のあったノウハウを、今すぐあなたにお伝えしたい】

私は試行錯誤しながら円満夫婦に戻れるよう、何度も挫折しそうになりながら、長い時間をかけて奮闘してきました。

夫に迷惑をかけまいとコミュニケーションを取らずに、私が勝手に抱え込み心が悲鳴を上げているのにも気付かず、私がストレスを周りにまき散らすという残念な状態。
そして結果的に夫を遠ざけてしまっていたのです。

長い間頑張り方を間違えてしまっていたのです。

時間は戻りません。

この実践的で効果のあったノウハウをまとめ、今円満夫婦になるために試行錯誤し、悩みの渦中にいるあなたにお届けし、一日でも早くつらい状況を乗り越えていただきたいのです。

お互いの魂が成長でき、一番身近な存在であるパートナーと幸せな生涯を送っていただきたいという切なる願いから、
現在は「繊細なあなたが円満夫婦になるためのカウンセリング」を行っております。

繊細なあなたには間違いなく効果抜群です。

関係を改善していきたいという思いが少しでもあるのなら、いつでもお待ちしております。